オリンパスペンFT

父親が20代の時に買ったカメラを高校生の時にもらって使ってたんですけど、露出計が動かなくて自分で一眼レフ買ってからはほとんど使ってなかったペンFTを本格的に使ってみたくなりました。カメラそのものが本格的とは距離のあるものなので、本格的って言うのもどうかとは思いますけど。
このカメラ、昔々に大ヒットしたカメラで、あ、これ家にもあるわなんて言う方もいるかもしれませんけど、ただ単に売れただけのカメラではなくて、ハーフカメラの代表的存在なんですね。フィルムを半分ずつ使うので24枚なら48枚写せるのです。
デジタルを使っていると今度は逆にフィルムの写真が気になってくるというのは皮肉ですが、音楽ではそういった現象はとっくに体験済みでしたね。音楽ではデジタルでアナログっぽさをどうやって出すか、みたいなことをやっているわけですから、今後のデジタル写真もフィルム的なものをどうやって表現するか、ということをやっていくんでしょう。